セールスプロモーションは、何かと横文字の単語が多いですね。セールスプロモーションもそうですが(笑)
販促活動ですね。
その中で、お客さんに素朴な疑問を言われました。
「【ノベルティ】と【プレミアム】って何が違うの?効果とかも違うのかなと、、、、」
はい、明確に違うものです。
両方の企画を検討するにしても基本的なことを理解している、してないでは、違います。
今回は、「ノベリティ」と「プレミアム」の違いと当社が考える効果的な対策をお伝え致します。
※ここで言う、「プレミアム」は景品等の意味のプレミアムです。
1.そもそも「ノベルティ」と「プレミアム」はどう違うの?
「ノベルティ」と「プレミアム」呼び方が違うけど、内容は同じでは?
「物」を配るという行為は同じですがまったく別の考え方です。
「ノベルティ」は、「企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」(ウィキペディアより)の事です。
それに対して、プレミアムは、「 購入者に追加で物品をつける行為。」(ウキペディアより)です。
ノベルティは、「無料配布の販促品」
プレミアムは、「購入者への特典品」
と言えます。
2.ノベルティの販促方法の仕掛け方
企業・店舗のノベルティでの販促方法ですが、もちろん、企業の規模、ターゲット、目的により違います。
ここでは、基本的な考え方をお伝えします。
①目的を明確化する。
販促活動には明確な目的が存在します。なんとなく、とりあえず、では、まず費用と時間の無駄になります。
基本、ノベルティを作る場合、企業のPR(広報)、ブランディング、新商品のPR(広報)の為に使われることが多いです。
何を目的にするのかは明確に致しましょう。
②誰に対してノベルティを与えたいのか?
(ターゲット・セグメント化)
目的が明確化したら次は、「誰に対して」かを明確化しましょう。
たとえば、福岡市の人(地域が絞られる)ならその地域の人が明確なターゲットになります。
女性?男性?年齢は?ターゲットを絞る、もしくは広範囲の方々にノベルティ活動を行うかにより、次のどのような商品を配ればいいかに影響してきます。
③配るべき商品(ノベルティ)は?
目的、ターゲットが決まれば、次はそれに対してどのような商品ノベルティが効果的かを検討し決定しましょう。
そのノベルティの価値、インパクト、驚きなどでターゲットに対して記憶に残れば大成功だと言えます。
3.プレミアムの販促方法の仕掛け方
「プレミアム」の販促方法は、まず、ターゲットが先にきまっています。
基本、商品購入の際の特典ですので、その商品の購入層(ニーズのある層)は特定できた状態です。
その上で、目的を考える必要があります。
(1)プレミアムを付ける目的
①企業・お店のPR
商品の購入者に対して企業の認知を上げる為の販促行為です。
②新商品・関連サービスのおまけを。
ターゲット層に関連のある他商品のサンプルをおまけでつける。別の商品の事をしって頂くための販促行為です。
③記念品として
記念碑は①にも近いですが、何かのイベント、記念行事の祝い的な意味合いでつける場合もあります。
(2)プレミアムを付けるときに意識しておくべき事
プレミアムの販促を行う場合、
①その商品の購入を迷っているユーザーが購入の後押しになるような「おまけ」である事が望ましいです。
要は、それだけの「価値」、驚きといってもいいですが、購入予定者に与えられるものである事がベストです。
よくあるプレミアムでしか手に入らない商品などをつけるとそれ目当てで購入する方が増えたりするような感じですね。
4.「ノベルティ」と「プレミアム」に適した商品は?
ノベルティに適した商品は、提供する会社、組織、お店がイメージできるものがベストだと考えます。
また、大量に配る場合は、コストを意識して、皆さんがもらってうれしい、使える商品を選ぶのも意識しておかなければなりません。
プレミアムに適した商品は、商品を購入した方への「おまけ」ですので、その方々にとって有益なものが良いです。
提供する企業側からすると、新商品のサンプル、関連商品の紹介的な、サンプルのおまけなども直接売上に繋がる方法ですので有効です。
■「ノベルティ」と「プレミアム」についてのまとめ。
- 「ノベルティ」はブランディング、企業のPR活動。認知度向上。
- 「「プレミアム」は購入者への価値付け、驚き、次へのリピートになるように。